品質検査について
中国政府は、2010年までに食品の品質検査の強化で600項目の検査方法などを国の基準に合わせると発表しました。
海外へ輸出にする場合、必ず輸出先で許可が出ないことを重く受け止めた結果、このような措置になったそうです。

中国政府としては、食品をはじめ中国製品の悪いイメージを払拭するために反省の観点から打ち出されたのでしょう。
波に乗っている中国経済ですが、これ以上、輸出を許可されなくなってしまいますと、いかに中国と言いましても、大きな打撃になるのは必至です。
ダンボール肉まんでは、異物を入れてミンチにしてしまえば判らないだろうといった安易な発想と金儲けのためには何でもありといった考え方があったのでしょう。
中国では、儲けた者が勝ちといったような考え方が強いそうですが、悪質な食品を食べた人がどうなろうが関係ない、儲かれば良いといったところがあるようです。
中国人すべてがそうではないでしょうが、多くのものを輸入している我々はやはり心配です。
食は生きていくための根源ですから、食の安全性には目を光らせておかなくてはいけません。
パナマ政府が配布した風邪薬の原料の中に表示を偽った中国製のグリセリン(実際は有毒物質のジエチレン・グリコール)が含まれていたことから、服用した少なくとも100人もの死亡者を出すという事故が起こり、世界中の報道で大きく取り上げられました。
また、中米地域に輸出された中国産の練り歯磨きからもジエチレン・グリコールが検出されたり、有害物質のメラミンが添加された中国産の小麦グルテン・米タンパク質濃縮物を原料にしたペットフードによりネコや犬が死亡するという事故が発生しています。
厚生労働省によりますと、06年6月から07年5月までの輸入食品の検査で残留農薬検出など食品衛生法違反が確認されたのは761件だそうです。
前年同期の91件と比べ実に8倍以上に増えました。
そのうち一番多いのが中国で250件、次いでベトナムの143件、エクアドルの93件という順になります。
これは、2006年4月にポジティブリスト制度を導入し、輸入の基準を厳しくしたことによります。
なお、違反した食品は廃棄などの措置が取られ、市場に出ることはないということです。
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